信じたかったり


バリアが解けていくよう

タイトル 草原の輝き
作者   野中柊
出版社  集英社

久しぶりにこの感覚を味わいました・
嬉しかったり、かなしかったり…
信じられなかったり、信じたかったり…
でも、やっぱり、信じたかったり。。。

読み進めれば読み進めるほどに心の中に入っていくような感覚がありました。

この本の中に入っていけばいくほど『私』は、ひとりぼっちで
どこに向今かったらいいのだろうという感じがしたのですが
宝物はいつも、 『そこ』 にあって、思い出してくれるのをずうっとずうっと
まっているような感じがしました。

残酷だけど、美しい。
そこには、『真実』があるのだから、
現実があるのだから…

ひとりの家族として大切に想ってくれたこと
ココロにバリアを張らなくても本当は良かったこと

バリアをはらなくてもよくなったこと


哀しみは、大切にしていたこと、大切に思ってくれていたことの
想いが重さになって心の中で生き続けているのだと感じた本です。

ありがとうございます。