男でも女でもない


人を愛することがこわい

タイトル IS
作者   六角チヨ
出版社  講談社



人を愛せる心があるのに、性別が違うだけで、どうしていじめにつながるのでしょうか?
愛する心がありことが素晴らしいことだと思うのです。
男性だから女性だからではないのです。

男性でも女性でもない性の事を書かれたマンガです。
2000人に一人の確率で生まれてくるとかいてあります。

本当の心を告げられない社会・風習はどこか歪んでいるように感じます。
コミックなので、本当はもっと大変なこともあると思いますが、
もし、そうであったとしても、両親にはいつも本音で向き合って欲しいと心から願います。

IS ケース3に出てくる両親は、この子が自分の性別を自分で選べるようにと選択するところから
始まります。

男か女か選べるのは生まれた時だけという事実を初めて知りました。

どんなことがあっても、お父さんとお母さんは味方だからね

って言葉をかけられる両親がいたらどんなに心強いだろうと・・・

成長するに従い、ホルモンバランスを崩してしまうことで
自分の好きなことを制限させられてしまうとか内容はかなりヘビーなものですが
いろいろな性格の人がいるように、いろいろなココロやカラダをもっている人が
いるのだと知ってもらいたいのです。

無知で傷つけてしまう前に、偏見で人をみないように、人の価値観で人を見ないように
そんな強さが私の求める強さなのかと思います。

どんなことでも、相談されたら
話をすることから始めたいとおもいます。

ありがとうございます。