私の求めていた声なんだろう?

タイトル  パンの鳴る海、緋の舞う空
作者    野中 ともそ
出版社   集英社

ひとつの恋をすると
自分のイヤな所、相手のイヤな所、
決着がつかずに何年も過ごしてしまったことってありませんか? 

なにがしたかったのか?なにを探していたのか?
探し物が何か?何を探しているのかもわからなくなるくらい、
フタ?なのでしょうか?気持ちを他に置いてしまった、置いてきてしまった
ことってありませんか?

夢をいつまでも持ち続ける老人が作中に出てきます。
生きながらにして死んでいく人も多い中、
希望を持ち続ける生き方はとても素敵だと思うのです。

手を重ねた時に、未来が繋がっていくような感覚に囚われました。

そんなすてきな人にどんどん出合える事を祈って…

ありがとうございます。