都会では味わえない


自分と向き合うために

タイトル リトルフォレスト
作者   五十嵐大介
出版社  講談社

作者が実際に体験してきたようなリアルな感じがします。

薪ストーブの使い方。
夜の声が田舎で暮らすとわかります。
我が家には薪ストーブはないですが、薪ストーブがあったら、とっても
暖かいだろうし、便利だろうなって思うほどです(薪割は大変かもしれませんが)

特に夜の声は都会では感じられないほど、命に溢れています。
カエルの声、鈴虫声、はたまた何かの動物の声、夜にも鳥は鳴くのだと
田舎に住んで知りました。

小さい頃に自然の豊かな所で暮らしていたら、いろいろな遊び方を覚えたかもしれないなぁと
ふと思います。
田舎に暮らしても、どんなふうに遊んでいいのかわからないのです。
川が近くにあっても、川遊びという発想が生まれなかったです。

私の小さい時に住んで居た所は都内の幹線道路で道路工事の音が騒がしく寝れない記憶があります。
夜も真っ暗という所はなく、ネオンが眩しいほどでした。
そんな所で暮らしていたので、夜、星が見えたとき感動して電柱にぶつかった記憶があります。

畑や田んぼがそばにある生活は、命の営みが豊かでそんな中で生活していたら
人も豊かになるのではないかと思うほどです。

土と離れて生活してしまうと人は壊れやすくなってしまうと感じます。
土がそばにある生活は便利ではないけれど、豊かさがあります。

ちょっと、田舎生活を送ってみたい方は面白いとおもいます。
お時間のある方はお手にとってくださいませ。

ありがとうございます。