オカン、最高です。


愛情って 最高のおかずやねんな

タイトル  サムライカアサン
作者    板羽皆
出版社   集英社


読めば読むほど、スルメのように味わいが出てくる作品です。

ひとり息子のたけしとオトンとオカンとの日常を描いた作品です。

もうもう、可愛くって可愛くって素敵なオカンなんです。

作中にもありますが

『誰にも教わってないのに人を愛するという感情を知っていることが・・・
嬉しかったのよ』

ってあるのです。

最近、よく子供のことを怒鳴ったり、怒鳴らなくても、無関心だったり、ひどい言葉をつかっていたり、
する光景を目にするたび、ココロが痛みます。

電車に乗っていてもそうですが、子供がうるさいと
怒鳴る大人を見ると残念な気持ちになります。

だって自分だって子供の頃があった訳で、そんなに大人に言われたことないでしょう?
って思うんです。
自分のことは棚にあげて小さいから覚えてないと言い訳しないで、
見守ったり(保護者がいるときに)、声をかけたりすることが大事なんじゃないかと思います。

そんな時はオカンを思い出して欲しいのです。

こんな熱くてウザイくらいおかんがいることを。

今日まで育ててくれて愛情をくれたお母さんに感謝です。

ありがとうございます。