障害者とは





あくまで、最低のことを思い、最高を望まない父と子供のおはなしです。

タイトル  家の鍵、明日、生まれ変わる
作者    ジュゼッペ・ポンティッジャ
出版社   集英社

読み進めていくうちに、なんてことだろう!!
と、皮肉がよく表されていることに気づきました。

そして、知らず知らずのうちに、障害をもっていなくても、傷つけているということも

私たちは、障害者であるとおもう。
体の不自由さはないかもしれないが、
精神的にはとても障害者なのだと

逆に言えば、体の不自由な人や何かしらの障害をもっている人ほど
精神的には正常で多くのことを
受け入れ 心が豊かなのだと感じました。

ただそこに見返りを求めず与えていく存在だと。。。

頭でわかっていても、いざ行動するとなると尻込みしてしまう人が多いのではないでしょうか?

『僕をゴミのように扱うか、それでも話を聞いてくれるか』
『恥ずかしかったら距離をおいてはなれて歩いていいよ』

読み終わったとき、魂の出会い
友がいるということ、
選んで出会うために生きてきたということを強く感じました。
とても素晴らしいと。。。

文章が最初はなれなくて読みずらかったです。
とても批判的なのと臆病なかんじがしていたのですが
途中からものすごい勢いで読んでしまいました

どうしようもないことが起きると希望が見えなくなってしまうけれど
そこにそばにいてくれているのに気づかないだけで
よぉうく見ていると突然晴れ渡った日みたいにクリアに見えることがあると
教えてくれました。

私にはこの言葉はいえないです

ありがとうございます。