三味線


津軽三味線

タイトル ましろのおと
作者   羅川真理
出版社  講談社

津軽は三味線といえば、私の知っているのは
吉田兄弟ぐらいですが、三味線といえば、芸子さんが
引いているイメージがあったので、
このマンガを読むまで、透明感があるような、雪国を
連想させるようなイメージがなかったので
日本には素敵な文化があるなと
と感じた作品です。

伝統芸能といえばそれまでなのでしょうが、何となくなんとなくですが
敷居が高い気がして聞こうという気にもならなかったのですが
聞いてみたいと興味がわきました。

男性が弾くのと女性が弾くのでは色が違うこともこの漫画で
知りました。

三味線を弾けなくなった少年が東京に出てきた所から物語は始まります。
自分の音とはどんなおとか?

誰にでも自分の得意なことは何か?
と本当に自信を持って答えられる人は少ないのではないでしょか?

だからこそ、物語に共感していくのではないでしょうか?

私の父が秋田県の青森よりなので、寒さが何となくイメージが沸きます

しんしんと静かに降り積もる雪。朝の美しさ、雪解けの生命の強さ

厳しい冬があるから、春がとても有難く感じ生きていることに感謝をするのだと感じます。

ありがとうございます。