日本茶
お茶はいかがですか?
タイトル 茶柱倶楽部
作者 青木幸子
出版社 芳文社
日本茶の入れ方がこんなにあると知らなかったです。
お茶を愛してやまない主人公がお茶を通じて、人と繋がり
ご縁を結んでいくところがとても、魅力的な作品です。
お茶といえども、種類も沢山あることも勿論のことなのですが
作りてに酔っても同じ品種のモノでも全く違う代物になってしまう
のが、生きているものの素晴らしいものだと思います。
作りてさんの気持ちも入っているからでしょうか
よくお料理でも最後に魔法の言葉をかけるとホントに美味しくなると
母からよく聞かされた記憶があります。
『美味しくなーぁれ』
の魔法の言葉です。
今の時代は、便利になって、作る人の顔が、見えないことが多いと思いますが、
全部とはいかなくても
自分たちの口に入るものは、顔が見えるほうがいいと思い買い物をするように
心がけています。
今年の5月に、初めてお茶摘みをしたのですが、
面白!!、一日がかりのお仕事だと感じました。
お茶を摘んで、
大きなビニールシートの上(部屋の中で風通しの良い所に置き)
で、汚れがないか葉っぱをより分け、
製茶工場に持って行き、2-3日したら、真空パックで戻ってきました。
7kg収穫して、出来上がりは
1.3kgしか出来ないのです。
お茶を飲んでみてわかったのですが、しっかり味はしているのに爽やかなのです。
家に遊びに来た知人が贅沢なお茶の淹れ方を教えてくれたのを
今、思い出しました。
お茶の木を少し切って、大きめのやかん(私は3L位の大きさでしたが)に水を入れ
グツグツ煮込んで出来上がりという大胆な方法でした。
試しにやってみたのですが、今まで嗅いだことのない白檀のような香りと紅茶のような味わいでした。
お茶の木がご自宅にある方は是非試して欲しいと思うぐらいです。
ちょっと一息。日本茶いいですね
ありがとうございます。
茶柱倶楽部 1巻【電子書籍】[ 青木幸子 ] |